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 2009/05/31 (Sun) 貴方 2009/02/24 (Tue) 御報告
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小さな浅い池。…と、云うよりは岩にガッツリと囲まれた水溜り? 其処を覗き込むと水面に仏様の顔と蓮の花の模様が浮かび上がるとして 人が群がっている。あたしも群がる其の一人で、仏様と蓮の花に出会う。 確かに水面に浮かぶ模様。驚嘆する気持ちを3秒程抱いた後は苦笑する。 ぼんやり浮かぶ模様は、水の底からでも向う側からでも何処からでも無く、 唯、あたし達人間が群がっている此方の様子を映しているだけなんだ。 よく見て。群がる我等の背後には背の高い仏様と蓮の花モチヰフの石像。 人が群がれば群がる程、水面は我等の影で覆われて… そして模様は浮かばなくなる。 朝一番! 早起きをして一人で覗き込んだ者が高確率で此の模様に 出会えるというのは唯、其れだけの理由。しかし雨の日は見えない。 日の差す頃はハッキリと映るのに、人間の影が邪魔をする。
「ねえ皆、背後の石像を見て。」
此の一言を発さずに其の場を去るという事。 こいつも今年、年齢給が御小遣い程度の数上昇した御陰だと思う。 あたしという人間が、もう少し子どもだったとしたら、 其の場を指差して全員を罵倒した筈。 神様の仕組み を知って苦い思いをしたら 住慣れているらしい家へと帰る。 風が強かった。 扉を閉める時に大きな音が鳴らない様にそっと… というのは日課。 手を添え乍、重みで此方側へとゆっくり押され閉じられていく扉を 眺めていた。そしたら何時もとは違う。扉は押されず、急に引かれる。 あたしの意に反して、また、扉の重みにも反して。 扉が開く。如何して? 決まってる。外から誰かが引いてるの。 だあれ? 恐ろしいわ。あたしも負けじと扉を引く。閉じたいの。 誰かが開こうとする此の扉は、閉じなくてはならない。 懸命に引いた。でも力強さでは殿方に叶う訳も無い。 扉を引いていたのは見知らぬ男性。 紺色の無地、長袖のシャツを着ている。
大いなる悪意を感じた。 男性が玄関へと押し入ってきた瞬間、 開かれてしまった扉はバタンッと大きな音を立てて重みで閉じられる。 もう、閉じたって遅い。相手へ、何の用ですか等の無粋な問いは不要。 右手に刃物を握っているのだから 物騒な話以外在り得ない。 あたしは室内へと逃げる。両者、声は無い。 慌てた表紙に椅子を倒してしまう。 少しでも遠くへ逃げたい為、一秒も無駄には出来ない。 なのにあたしは椅子を瞬時に起き上がらせて、そして再び駆ける。 椅子が倒れていたら、此方の方向へと逃げて来た事がバレバレでしょ。 「雪は此方には逃げていません」 しかし即席過ぎて殆ど無意味な工作。 よくシュミレヱションしたものよ。逃げる道筋の最後には、宛がある。 ベランダとは大概隣人同士繋がっているものだ。非難道確保の為。 其処を使う! 本当は火災時に使う 蹴破り式の仕切り・・・ 体当たりしてみるが一発では蹴破れない。 刃物を握る男性の足音が遂に迫る。 「や…」 数ある平仮名の内、一字だけが唇から零れ落ちる。 此のベランダと隣のベランダ 仕切りの下部には隙間が在る。 『御腹のポニョ』 を除けば小柄な方に属するあたしだ。 いける、此れなら通れるぞ。 まさに逃げ惑う姿。地面に身を擦り付け下を潜ろうとする。 思ったより狭い。でも気が付いたら仕切りは厚紙の如く下から 折り曲げる事が出来て、 いけたっ …潜れた! もう男性は真後ろに居る。一度腕を掴まれたものの振り払い、 辿り着いた 隣人が住む部屋の ベランダ。 失礼承知で勝手に戸を開け 開けるつもりが 鍵。鍵が掛かっている。 「当然だよ」 男性が初めて声を放つ。 あたしは声も無く、連続で何度も何度も目の前の透明の扉を叩く。 身体の震えが次第に扉を叩く手の力さえ弱めていく。 男性は一つも息を荒げず、刃物を片手に、 ゆっくりゆっくりと ゆらりゆらりと 此方へ歩み寄ってくる。 透明の硝子扉の向う。隣人はキッチンに居るのに。 此方へは気付いてくれない。こんなに呼んでいるのに。
あ、…
駄目だっ……!
此の時。 パニック状態の脳が映し出す映像は、仏様と蓮の花。 水面に浮かぶ様子。ゆらゆら、ゆらゆらと。
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隣のあの娘の御祝いよ。結婚パアティならぬ結婚祝賀旅行! 我等が勤める会社の 同僚も、あの娘の友人も、あたしの彼の友人も沢山。 総員数十名で、暖かい島へと降り立った。多分、海の綺麗な場所なんだ。 オレンヂ色のかがり火に照らされ乍、煙に塗れて肉を焼き酒を飲み歌い騒ぎ… 夜が明けた。一部二日酔いに苛まれている者を除き、朝は海へと遊びに来たの。 昨夜飲みの席で、誰かが囃し立てた。
「次は御前等やね!」
あたしと、あたしの愛しい人 此の2人を順に見詰めた誰かが云った。 女は(あたしは)、殿方の思う儘 急かさず拒まずうちの人の意に沿いたいのです。 だからハイッともまさかとも云えずに少し離れた席で騒いでいる愛しい人へと視線を送る。 そしたら、「いやあ…」 と、彼は首を傾けた。 解っている。未だ互いにすべき事が沢山在る事。中身は餓鬼なんだ。 馴れ合いなら兎も角、恐ろしい。家庭等築けない。子等持っての他抱けない。 しかし冗談でも… 「えぇ此れに便乗して今直ぐにでも!」 そう云って 皆の前で肩を抱いて下さったって好いじゃない。 …なんて。 海風が眼をジーンとさせる気がして、 大きくつばの縁取られている帽子を両手で沈ませ深くかぶり直そうとした。 自分の心の中に、疚しい物さえ渦巻いている気がした。 袖無しの真白いワンピイヰスも、あたしには酷く似合わない。 其の場に膝を付いて浜砂を 自分の白を汚す如く胸元へと塗り付けてみる。 でもさらさらとした砂は少し纏わり付いて直ぐに浜地へと帰ってしまうだけ。 穢れない胸元をぎゅっと握ったら、其の手を誰かに強く引かれてしまう。
「向うにある島、 見えるか?」
愛しい貴方。涙等零れない。唯、気持ちを取り直し疚しい物を払うのみ。 知ってか知らないでか、何時もあたしの手を引いて無理にでも立ち上らせるのね。 とても助かるの。此の弱い視力で何処迄見えよう。 先の島なんて見えない。 彼も目が悪い筈なのに、 …如何して 彼には見えるのでしょうね。 見えないなら泳いでそんで近く迄行こう って貴方。 ワンピヰス姿の儘、海の方へと手を引かれた。
「あたし、泳げないよ。」
「俺が居る。」
そうですね、…恐れる事等何も無い。 どれ位、離れているのかは解らないけれど、 でも先に在るらしい島へと向かう。 泳いで向かう。まあ、あたしは、泳ぎ進む彼にしがみ付いているだけなんだけれど。 ふと 彼がもし溺れてしまったら と考える。頼り切ってはいけないのだ。 解っている。無理にでもあたしが泳いで、あの島へと彼を連れて行かねばならぬ事。 何とかなると妙な自信だけは在った。25m …いや、50mしか泳げないクセに。
「あまり遠くへ行くなよ。」 背後で、誰かが我等に宛てた言葉へは 大丈夫だと告げる。 もう随分深い所迄来てしまった。島が見えてきたよ。見えただけじゃ駄目だってさ。 到着しなければならないんだって。 疲れたでしょ? とあたし。 案の定、全然 と強がる彼。泳ぐ途中途中に休憩所の様な水に浮かぶシヰトが在る。 其れなのに一度だって止まらず、箇所箇所を通過していくあたし達。
「ねえ御願い。キスをして。」 と、 あたしが急に笑うと 彼は其れに応える。 泳ぐ事も止めずに一度だけ応えてくれる。海水の味。幸福だと感じる。 やがて事故も無く島に到着したら 柵越しに動物たちが迎えてくれた。 アルパカと目が合った。他の動物は何も見えない。アルパカが笑っている。 あれが噂のアルパカだよ!貴方見た事無いでしょ! あたしがはしゃいだら… また直ぐ元着た島へと戻る準備をしている貴方。此処は次の観光地。 御昼になれば皆もヨットになって此処へ来るのに! 全く忙しないねえ。 でも、そんな貴方のペヱスこそがあたしの総てなのです。 さあ戻りましょうか。次はあたしが泳ごう。黙って掴まってなさい。
25mしか泳げないけどね!
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久しぶりだった。家族全員が同じ車内に集うなんて。 昔はよくこうして全員揃って当り前に出掛けたものだ。 窓の外を見やる。もう遅い時間。夜中らしい。 景色が微動だにしないから、車は止まっているんだと気付く。 両親も、妹弟も、皆すやすやと眠っている。 あたしは彼等を起さない様に、静かにスポォツドリンクで喉を潤す。
大きな音がした。と、云っても車の行く道路が近いから…
ガンガタンガタンゴトン
大きなトラックや電車の音に慣れているあたしは大して何も感じない。 でも、少し、 妙な音の跳ね方だなって思い乍 伸びをしたら
ctl;ツvぷ、mtpkg:。ヱ『@w』ghギィィイpぉmひいいんgあああああ゛ああああああああああああwmああぁああ゛ぁああああ
物凄い声が聞こえた。耳を劈く声。男の、雄叫びみたいな悲鳴。 一瞬にして背筋が凍る。一瞬にして大体の憶測が成り立つ。 酔払いが、テンション上がっちゃって叫んでんだろうって、 そう思いたくて恐る恐る車の窓を開けたら あたしの視界は色が反転したりぐるりと円を描いたり上下逆になったりする。 そして上空から、 何時の間にか振った雨に濡らされたコンクリヰトの地面に、 何か転がっているのが見えた。解る。 全体的に白、横向きに太くて黄色い模様の入った服を纏っていた腕。 腕、だけ。血は無い。でも其処に繋がる肩も胴も首も顔も腰も足も何も無い。 腕、腕だけがゴロリと転がっている。トラックに巻き込まれて、バラバラになった人。
バラバラになった瞬間か、なってからか、なる前だったのか 「ギャー」でも「きゃー」でも無い 悲鳴を発した人間。 耳に焼き付いて離れない。頭から串刺しにされた気分。 恐ろしく寒気がする。取敢えず家族を起さなければならぬと感じた。
父の肩を2,3度強く叩き、「人が 人。が 」 あたし懸命に発する。 寒くて仕方無いから此の場所を、兎に角離れようって。 でもドライバアである父は半眼。 「じゃ、発進〜」 車体がユックリと道路へ差し掛かる。 ダメ!!!とあたしがヒステリヰに叫ぶ。 寝惚け眼で運転して 今、目前で人がバラバラになったのに、 今度はあたし達の番かもしれないじゃない止めてよ 一旦休憩しよう御願いだよコンビニに寄って! 必死に声を張るけど、父は面倒臭そうに眉を潜めるだけ。
妹と弟も目を覚ました。何事かと問う。 そして直ぐに窓の外の 人間だったもの に気付いて表情を強張らせる。 「見たらアカン!」 あたしは更に叫んでた。必死に止める。 妹は臆病だから、素直に 「え、何、何?」 いやだいやだと目を伏せる。 聞分けの無いのは弟。何でやねんと父とそっくりな表情を作って窓を開ける。 止めなさいと絶対にあたしと同じ様に衝撃を受けて恐怖する事になるから、 御前はそんな怖いもの見たら駄目だって、 何度告げても聞いてくれない。
「興味本位で、見るんじゃないよ!」
云ってから又、ぞっとした。 今年に入ってから似た様な台詞を何度か吐いた。 そしてどれも人の為を思って吐いた言葉なのに、どれも人と揉める原因に繋がった。
興味本位で、××するんじゃない
好きにすればいい。あたしはもう、動けないから。 耳に残るあの声が、 身体を縛り上げていた。 気よ、どうか早く浮上して。御願い御願い御願いよ。
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気分転換というか何というか自分の好みというか此処を以前の 【DREAM≠EVERYDAY】 の形へと戻させて頂く事にしました。 今更ですが、どうも分ける方が性分に合う様です… 日常を綴りだすと夢の方が億劫で其の逆もまた然り。 本日より、夢日記のみ此方に刻んで行く事に致しました。
通常の日記はmixiにてやらせて頂いてます。 寂しいんで、何やったらマイミクになっておくんなんし。 ヒント与えないんで適当に探して下さい(おま、何処から目線) 連絡下されば喜んで御教え致します。ドキドキ。
09/02.24
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親族の集い的会合の中、日が落ち始めた頃あたし宛に届いた宅配便。 『至急』 ってシールが貼られた紙包装。重さは殆ど無い。 ベリベリと適当に包装を脱がし、出てきたのはあたしが普段愛用している手帳。 全く同じ物…が贈られてきたんじゃなくてあたしが使ってるヤツ其の物。 「え?何で?」 パラパラと中身を確認したらもう、総て解せる御話。 あたしの手帳なのに あたし以外の字で あたしの知らない予定が 沢山書かれていました。主に本日24日から年末迄の頁に沢山。
「17:50より××にて△△△を見に行く!時間厳守!」
因みに此れが今日のあたしの予定らしい。 緑色のペンで慌しく、男性的な乱暴な文字で殴り書きされてて… 読めねぇよ馬鹿。贈り主に苦情申しに参らねばならぬと思った。 そもそも、あたしの鞄からスケヂウル手帳を抜き取り 勝手な予定を記入して…宅配便で贈ってくるなんて巫山戯てゐる! あたしの予定を総て我が物にしようとする強引な手口。 届いた手帳を開いてから始終、泪を止められないあたしを案じ 親族が「如何したん」 と尋ねるから「嬉しいの」 と回答する。 勝手に提示された待ち合わせ時間はもう過ぎていたけれど 配達された時間が既でに50分前なんだもん。遅刻じゃあ無い。 御化粧直しする時間は無いので、泪を拭ったら取敢えず駆けて、 贈り主の所へ行こうと思った。待ち合わせ場所は何と無く分る。 沢山話さなきゃいけない事がある。待ってろコノヤロウ。
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